【鹿児島の注文住宅】30坪の間取りはどんな家?必要な土地の広さやおしゃれに仕上げるポイントを解説
公開日:2023/06/29 更新日:2024/02/14
注文住宅を建てる際に、慎重に検討したいのが家の「間取り」です。
30坪の注文住宅であれば、3~4人家族が暮らすには十分な広さですが「どういった間取りが可能なの?」「2階建てと平屋、どっちがいい?」など、間取りについてのお悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、30坪の注文住宅を建てるのに必要な土地の広さや間取りの事例を紹介します。おしゃれで快適な間取りを実現するポイントや、30坪の注文住宅を建てる際の費用相場についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
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「30坪の注文住宅」の広さはどれくらい?
一般的に「30坪の注文住宅」というと、延床面積が30坪の住宅を意味します。延床面積とは「建物のすべての階の床面積の合計」のことです。2階建ての住宅であれば、1階と2階の部屋の床面積を足したものが延床面積になります。
また、最近では、住まいの広さを坪数ではなく「平米数(㎡)」で表すほうがわかりやすいと感じる人も多いでしょう。
1坪は約3.3平米(㎡)なので、30坪の注文住宅といえば「延床面積が約99平米(㎡)」と考えるとより、具体的な広さのイメージがわくかもしれません。
「30坪の注文住宅」を建てるための土地の広さは?
土地の広さが30坪あれば、必ず30坪の注文住宅を建てられるとは限りません。30坪の注文住宅を建てる場合、必要になる土地の広さは、家の階数と土地の「建ぺい率」「容積率」によって異なります。
家の階数
延床面積30坪というのは、家のすべての階の床面積を合計した際に「30坪」になることを意味します。
つまり、平屋住宅であれば1階部分だけで延床面積30坪を確保しなければなりません。そのため、どうしても30坪以上の土地が必要になります。
それに対して2階建てや3階建ての住宅であれば、各階の床面積を合計するため、よりも狭い土地でも30坪の注文住宅を実現できることもあります。
土地の「建ぺい率」「容積率」
家を建てる際には、その土地の「建ぺい率」と「容積率」といった規制を守る必要があります。
- 建ぺい率:土地の面積に対する建物の建築面積の割合
- 容積率:土地の面積に対する建物の延床面積の割合
建ぺい率や容積率は、その土地に住む人や周辺住民の生活環境や安全を確保するために、建築基準法で定められている規制です。
次の表のように、同じ延床面積30坪の注文住宅でも、家の階数や建ぺい率、容積率の違いによって、必要な土地の面積は大きく異なります。
家の階数 | 建ぺい率 | 容積率 | 必要な土地の広さ |
30坪の平屋 | 50% | 100% | 60坪以上 |
40% | 80% | 75坪以上 | |
30坪の2階建て住宅※ | 50% | 100% | 30坪以上 |
40% | 80% | 37.5坪以上 |
※1階と2階は、それぞれ延床面積15坪として計算します。
マイホームを建てる際に、土地の購入から検討する場合は、これらの規制をしっかり確認しておくことが大切です。
【鹿児島】30坪の注文住宅の間取りを考えるための建築事例
ひとことに「30坪の注文住宅」といっても、ライフスタイルや家族構成によって、住みやすい間取りはさまざまです。
そこでここからは、30坪の注文住宅の間取り事例を紹介します。鹿児島で30坪の注文住宅を建てられるハウスメーカー・工務店の事例を紹介しているので、ぜひマイホームづくりの参考にしてください。
2階建て3LDKの間取り(サイエンスホーム)
引用元:https://www.sciencehome.jp/model/
延床面積:112m²(33.88坪)
ファミリー世帯の暮らしにちょうど良い2階建て、3LDKの間取りです。
1階にはLDKとお風呂、トイレ、洗面所をそろえて、家族がゆったりと過ごせる団らんの空間に。ダイニングの横の畳コーナーは、子どものお昼寝スペースや洗濯物を畳む場所としてもぴったりです。
2階には洋室2部屋と、さまざまに活用できるフリースペースを用意。リビングの上は吹き抜けになっているので、開放的な雰囲気を味わえます。
2階建て4LDKの間取り(七呂建設)
引用元:https://www.shichiro.com/works/entry/2251
延床面積:98.53㎡(29.79坪)
すっきりシンプルな間取りで、居室を多く作った2階建て、4LDKの間取りです。
1階にはLDKとお風呂、トイレ、洗面所、そして洋室の客間を用意。南向きの窓から光が降り注ぐ明るいLDKで、キッチンから室内全体を見渡せるので、小さなお子さんのいるファミリー世帯にもおすすめの間取りです。
2階には主寝室と子ども部屋を配置。主寝室横のウォークインクローゼットは4.5畳と大容量で、室内をすっきりと片付けてくれます。子ども部屋は、将来的に2部屋にも区切れるように、2つのドアとクローゼットを完備しています。
スキップフロアのある2階建て 4LDKの間取り(BinO)
引用元:https://www.bino.jp/lineup/camp/
延床面積:97.71㎡(29.56坪)
スキップフロアを配置した遊び心満載の4LDKの2階建てです。
1階部分には和室とLDK、そして1段低い位置の0.5階には2つの洋室を配置。洋室2部屋は完全に独立しているので、子ども部屋や主寝室としても活用できます。
スキップフロアの2階部分の1部屋はリビングとつながる空間で、開放感があり上下でのコミュニケーションが取りやすいのもポイント。もう1部屋は独立しており、1人用の寝室や書斎にも最適です。
平屋4LDKの間取り(七呂建設)
引用元:https://www.shichiro.com/works/entry/2286
延床面積:98.12㎡(29.68坪)
車イスでも安心快適な間取りを追求したシニアライフを満喫できる平屋タイプの4LDKです。玄関からシームレスにつながる洋室は、将来、車いす生活になった場合でもスムーズに移動ができる空間として用意。
車椅子でも出入りしやすい大きな間口のLDKは、キッチンからリビングまで一直線につながっており、見通しが良く開放的な雰囲気です。
平屋3LDKの間取り(BinO)
引用元:https://www.bino.jp/lineup/covaco/
延床面積:86.12㎡(26.05坪)
シンプルな間取りで、さまざまなライフスタイルに調和する平屋タイプの3LDK。
間取りの中心には広々としたLDKがあり、各部屋への動線もスムーズです。外とつながる広めのウッドデッキや外部ストッカーが、室内と外をフラットにつなげて開放的な空間を演出してくれます。
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30坪の注文住宅の間取りをおしゃれ&快適にするポイント
30坪の注文住宅であれば、ファミリー世帯が暮らすのにも十分な広さが確保できます。しかし「もっとおしゃれな間取りを実現したい」「暮らしを快適にしてくれる間取りを目指したい」という方は、ぜひ次の4つのポイントを意識してみましょう。
- 吹き抜けで開放感のある間取りに
- スキップフロアで空間をおしゃれに演出
- ロフトと勾配天井でデッドスペースを有効活用
- 家事動線を意識した間取りに
1つずつ詳しく見ていきましょう。
吹き抜けで開放感のある間取りに
「もっと開放感のある空間づくりをしたい」「明るい日差しが降り注ぐような住まいが理想」といった場合は、吹き抜けを取り入れてみるのがおすすめです。
特に、リビングに吹き抜けを取り入れれば、家族全員で過ごしていても、圧迫感を感じにくい広々とした印象を演出できます。また、吹き抜けに天窓を設けることで、日の光が降り注ぐ明るい住まいづくりが実現できます。
ただし吹き抜けを作る際は、冷暖房効率が落ちないように住まい全体の気密性を高めることが重要です。
スキップフロアで空間をおしゃれに演出
スキップフロアとは、一部の床を高くすることで、同じ階にありながら高低差を利用して別のフロアのように見せる間取りのことです。
壁や廊下で区切らなくても、緩やかにスペースを分けられるため、空間を効率的に活用できます。また、スキップフロアの下の空間を、収納やクローゼットとして有効活用することも可能です。
2階のない平屋にスキップフロアを設ければ、縦の空間が生まれておしゃれな印象に仕上がります。また、2階建て住宅の中2階としてスキップフロアを設置し、その上を吹き抜けにする間取りもおすすめです。
スキップフロアは、天井高さや床面積などが一定の条件を満たす場合、延床面積には含まれなくなります。このようなスキップフロアは居室として使用するのには不便を感じることもありますが、大型収納やちょっとした趣味のスペースとしては十分に活用できます。
延床面積を増やさず、30坪の注文住宅をもっと広く活用したい場合にも、スキップフロアは有効な選択肢といえるでしょう。
勾配天井下のロフトでデッドスペースを有効活用
屋根が斜めになった「肩流れ屋根」や「切妻屋根」の住宅の場合、屋根の形に添った勾配のある天井(勾配天井)の下をロフトとして活用するのもおすすめです。
勾配天井は、天井が高くなりおしゃれで開放的な空間を演出してくれます。しかし、そのままでは「勾配天井下のスペースがデッドスペースになってしまう」とも考えられます。そこで、勾配天井の下の一部にロフトを設置して、収納として活用してみてはいかがでしょうか。
ロフトもスキップフロアと同じように、天井高さや床面積、はしごの設置方法など、一定の条件を満たした場合は住宅の延床面積には含まれません。そのため、床面積の制限がある中で、さらに収納スペースを用意したい場合などにもおすすめです。
家事動線を意識した間取りに
快適に暮らせる30坪の注文住宅を実現するためには、設計段階から家族の暮らしに合わせた「家事動線」を意識することが大切です。
まずは、家事の効率を大きく左右する水回りの配置から考えましょう。「洗濯物を干す際にスムーズに移動できるように、洗面所と洗濯物を干す場所を近くする」「キッチンと洗面所をつなげて、忙しい朝の家事を楽にする」といった間取りもいいでしょう。
さらに、日々の掃除がしやすいように、コンセントの位置や掃除道具の収納場所にも工夫が必要です。
家の中をぐるりと回れる「回遊動線」の間取りにしておけば、家事の効率があがるとともに、各部屋の移動もスムーズになります。
ただし、使いやすい家事動線は、家族構成やライフスタイルによっても異なります。ハウスメーカーや工務店の担当者と相談しながら、自分たちの暮らしに合わせた家事動線を考えましょう。
30坪の注文住宅を建てる際の費用相場
住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査 2021年度集計」によると、注文住宅の坪単価(建設費)の平均は以下のとおりです。
地域 | 注文住宅の坪単価の平均 (建設費) |
全国 | 約96万円 |
首都圏 | 約101万円 |
鹿児島 | 約90万円 |
※住宅金融支援機構「フラット35利用者調査 2021年度集計」(1㎡あたりの建設費より計算)
上記の坪単価から計算すると、30坪の注文住宅を建てる場合の建設費用は、注文住宅では2,700万円〜3,000万円前後が目安といえるでしょう。
ただし、家を建てる費用は土地の有無や間取り、設備のグレードによっても大きく前後します。またローコスト住宅を選べば、上記の費用相場よりも安く家を建てることは十分可能です。そのため、あらかじめ無理のない予算を決めておき、予算の範囲で実現できるマイホームを検討するのがおすすめです。
まとめ
30坪の注文住宅であれば、ファミリー世帯の生活にも十分な広さを確保できます。ただし、快適な暮らしを実現するためには、家族構成やライフスタイルに合わせた間取りを選ぶことが重要です。
また、建物の高さや土地の規制によって、同じ広さの土地でも建てられる住宅の広さは異なります。
30坪の注文住宅を建てたいとお考えの人は、まずは適切な土地の広さや使いやすい間取りについて、実績豊富なハウスメーカー・工務店に相談することから始めてみてはいかがでしょうか?
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