鹿児島で地震に強い家づくり!震度7を耐えるためのハウスメーカー工務店の地震対策を紹介
公開日:2022/01/20 更新日:2023/08/22
地震や火山活動が活発な日本では、地震に強い家ということは非常に重要です。
実際に日本ではどのくらい、地震が発生しているのか知っていますか?
気象庁の調査によると、1年間の地震の回数は震度1以上で1,714回。最大震度4以上は45回起きています。また近い将来、南海トラフ地震などの大規模地震が発生する可能性も高く、地震や防災への取り組みが呼びかけられています。
住まいにおいても地震の強い家づくりが求められており「耐震等級」「制震構造」「免震構造」などの言葉を耳にすることも多くなったのではないでしょうか。
地震に強い家を建てるためには、住宅の工法や耐震等級、耐震と制震、免震の違いを理解しておくことが大切です。
この記事では地震に強い家づくりを得意とするハウスメーカーや工務店の事例を紹介するとともに、住まいの地震対策について解説します。
地震に強い家を建てるためのポイントや、耐震と制震、免震の違いなども詳しく紹介しますので、ぜひ住まいづくりの参考にしてください。
目次
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地震に強い家を鹿児島で建てるのにおすすめのハウスメーカー工務店
地震に強い家づくりを得意としている鹿児島のハウスメーカー・工務店を紹介します。鹿児島には桜島もあるので、各ハウスメーカーで地震や火山活動の対策が行われています。
それぞれのハウスメーカーや工務店の住まいの地震対策について、家の構造や工法、独自の技術などさまざまな側面から解説します。
ヤマサハウスの地震対策「プラスアルファの耐震性」
国が定める最高基準値「耐震等級3」の1.25倍の耐震基準を標準仕様としたヤマサハウスさんの地震に強い家は、地盤調査の段階から、建物の不動沈下や地盤の陥没などの事故を防ぐため、精度の高い調査機器を導入しています。
また一体の構造で家を支える「地中梁連続基礎」を採用し、地中梁によって基礎にかかるを地盤へ伝える構造も特徴です。
一般的なコンクリートよりもひび割れや剥がれ落ちがしにくいナイロン繊維を練りこんだコンクリートを基礎の立ち上がり部分に使用し、より強い基礎作りをしています。
横からの力にも強い「剛床構造」を取り入れることで、地震の揺れによる床の「ねじれ」や「ゆがみ」を抑え、家の倒壊リスクを最小限まで抑えています。
このようにヤマサハウスさんの地震に強い家は、高い耐震基準と独自の技術で、強靭な住まいづくりを提案している点が魅力です。
七呂建設の地震対策「耐震+制震」or「耐震+減震」
耐震+制震または減震の組み合わせで、より安心な暮らしを提案する七呂建設さんの地震に強い家。
柱・梁・壁などの強度で地震の揺れに耐える耐震構造に加えて、地震エネルギーを吸収し建物の揺れを抑え、構造躯体へのダメージを軽減する制震システム「MIRAIE」や、地震力が建物に入る前に金属ブレーキの力でカットして建物の倒壊を防ぐ減震システム「UFO-E」を組み合わせた最新の地震対策が特徴です。
建築場所や家の間取りに合わせて「耐震+制震」「耐震+減震」の2つの地震対策を選択できるので、ご家族の暮らしに寄り添った地震に強い家づくりが実現できます。
谷川建設の地震対策「格子組剛床構法」
谷川建設さんの地震に強い家では、2階の床面構造に、無垢材を碁盤の目のような格子状に組んだオリジナル構法「格子組剛床構法」を採用しています。
格子組剛床構法は国が定める最高基準値「耐震等級3」を超える性能があり、さらに耐風性能も高いことが特徴です。
基礎コンクリートの高さや立ち上がり幅を拡大し、補強筋に強化を施した耐久性の高いベタ基礎を標準仕様としており、安定した地盤と基礎で安心して暮らせる住まいを実現します。
また木造在来軸組工法では太断面の檜筋かいを側面に入れて、一般的な筋かいに比べ強度、耐久性ともに大幅に向上させています。
アイフルホームの地震対策「家族を守る地震に強い家」
アイフルホームさんの地震に強い家は、耐震設計マニュアルと構造設計CADで、設計するすべてのプランの耐震性能をチェックし、国が定める最高基準値「耐震等級3」相当の性能を実現しています。
さらに地震の揺れに耐え、建物の倒壊を防ぐ耐震性を叶える「グランドスクラム構法」に加えて、建物へ組み込んだ制震装置により地震のエネルギーを吸収して揺れを抑制する次世代制震システム「EVAS」を組み合わせ、安心・安全な住まいを叶えます。
家を建てる前には全棟で新技術「スクリュドライバーサウンディング試験」を採用した地盤調査を実施し、的確な調査結果に基づき最適な基礎をご提案しています。
MOOK HOUSEの地震対策「スケルトンインフィル構造」
MOOK HOUSEの住まいは、耐震性が高い「スケルトンインフィル構造」を採用した家づくりを行っています。
構造躯体の「スケルトン」と、部屋を仕切る間仕切りや内装「インフィル」がそれぞれ独立した作りになっているので、万が一の地震の際にも安心です。
また、将来的にリフォームがしやすいメリットもありますので、将来的にリフォームを考えている方にもおすすめです。
クラシックホームの地震対策「木造軸組みパネル工法」
木造軸組工法の良いところとツーバイフォー工法の良いところを組み合わせたハイブリッド工法で、それぞれの工法よりさらに強度の高い住宅を実現します。
グッドホームかごしまの地震対策「高水準の耐震・省エネ性能」
グッドホームかごしまさんの木の家は、木の香りが漂う無垢材を随所に使用し、まるで自然のなかにいるような穏やかな空間づくりを演出してくれます。
使用する無垢材は、エアドライ材(Air Dry)と呼ばれる天然乾燥材。
現在主流となっている短期間で木材を乾燥させる人工乾燥材ではなく、若々しい状態を維持できる天然乾燥材だからこその機能性と耐久性、見た目の美しさを実現します。
また、国が定めた住宅性能表示制度の最高ランク「等級3」の基準をクリアしています。
さらにグッドホームかごしまさんの木の家では、天然乾燥の木材に加えて、無添加住宅オリジナル漆喰を使用。
調湿機能のある2つの素材を組み合わせ、健やかで快適な暮らしを支えます。
NEOデザインホームの地震対策「ハイブリッド構造+制振システム+省令準耐火仕様」
プランニングの自由度が高い木造軸組工法と、壁や床をパネルや合板で固め、優れた耐震性能を持つモノコック構造を併せたハイブリッド構造を提供する家づくりをしています。
さらにNEOデザインホームさんの地震対策で耐震だけでなく、「制震」という最新技術を標準仕様にする取り組みも行なっています。
感動の地震対策「全棟耐震等級3を取得できる間取り」
感動の住まいは、鹿児島で家族みんなが健康で快適に住まうために「感動」の家づくり。
自然素材「高知県産四万十ヒノキ」「土佐漆喰」「土佐和紙」を使用し、ぬくもりのある空間をつくります。
高知県産のヒノキ材は、清水寺や大阪城、厳島神社といった歴史的建造物にも使用されている質の高い木材です。
ヒノキ材の自然な香りや、心地よい足ざわりに加えて、無垢材ならではの調湿性と断熱性が、快適な住まいを実現します。
さらに、構造的な強度をプラスアルファの技術で向上させた耐震性能と耐久性、健康に配慮した素材がもたらす心地よい暮らしの末永い持続をコンセプトにした家づくりを提供しています。
ウッドバンクデザインの地震対策「耐震等級最高等級3級・断熱等性能等級6級・ダクトレス熱交換換気システム・全構造材防蟻・防腐処理」
ウッドバンクデザインは、材木屋工務店です。杉・サクラ・ナラ・松などをはじめ、さまざまな樹種をつかい木の家を建てます。
また、構造材のすべてに住宅市場の中で約1%しか流通していない自然素材「天然乾燥材」を採用。
基本性能で暮らしに安全と安心を提供するために、耐震等級最高等級3級・断熱等性能等級6級・ダクトレス熱交換換気システム・全構造材防蟻・防腐処理というハイクオリティ住宅です。
材木屋工務店が選んだ木の自然な香りを持つ家を提供します。
鹿児島のおすすめハウスメーカーや工務店はまだまだあります
ここで紹介できなかったおすすめ鹿児島のハウスメーカーや工務店があります。下記リンクから理想の注文住宅を見つけて理想の家づくりをはじめましょう。
地震に強い家を建てるには?形や工法を解説
地震に強い家づくりをするためには、施主自身も建築の基本について理解しておくことが大切です。
例えば地震に強い家の形や工法の知識、耐震等級の意味などを知っておくことで、ハウスメーカーや工務店との打ち合わせもスムーズになり、理想の住まいが手に入るでしょう。
ここからは地震に強い家づくりを行うために知っておきたいポイントを詳しく解説します。
地震に強い家の形はシンプルのもの
一般的に地震に強い家の形というと、シンプルな正方形や長方形など、構造や間取りが単純なものがあげられます。
正方形や長方形などのシンプルな形状は、縦横上下の6つの面で家全体を支えているため安定感があり、地震によるエネルギーを吸収しやすいのです。
また1階建てのシンプルな間取りの平屋住宅も、高さがないため揺れが少なく、地震に強い家といえるでしょう。
ただしシンプルな形や平屋であれば、すべて地震に強い家というわけではありません。
シンプルな間取りのなかにも、家の強度を支える柱を適切な数や位置に配置していることが大切です。
地震に強い木造住宅の工法
木造住宅の代表的な工法には、木造軸組工法(在来工法)とツーバイフォー工法、木造ラーメン工法の3つがあります。
この中で耐震性に優れているのは、ツーバイフォー工法と木造ラーメン工法です。
ツーバイフォー工法は、木造枠組壁工法とも呼ばれており、北米で生まれた住宅工法です。
2インチ×4インチ(ツーバイフォー)の角材と合板を使用して床、壁、天井の6面パネルを作るので、家全体を面で支えることができ、高い耐震性を実現します。
また従来は鉄骨造住宅の工法であったラーメン工法を木造住宅にも取り入れた木造ラーメン工法も、耐震性の高い家づくりができます。
木造ラーメン工法とは、梁や柱を接合した強固な門型フレームを組み合わせて構造を作る工法で、間取りの自由度の高さも魅力です。
地震に強い鉄骨造住宅の工法
鉄骨造住宅の体表的な工法は、鋼材の厚みによって軽量鉄骨工法と重量鉄骨工法の2つに分けられますが、どちらも耐震性が高い工法です。
厚さ6mm未満の鋼材を使用する軽量鉄骨工法は、柱、梁、筋交いで構成される木造軸組工法と同じ構造ですが、鋼材の強度によって高い耐震性を実現します。
また厚さ6mm以上の鋼材を用いる重量鉄骨工法は、門型フレームを組み合わせたラーメン構造で、ビルやマンションなどの頑丈な建物にも使用されています。
上記に紹介したのは木造、および鉄骨造住宅の基本的な工法であり、ハウスメーカーや工務店各社は、これらの工法をベースに耐震性能の高い独自の工法を採用しているケースも多くあります。
地震への強さを示した「耐震等級」とは?
地震に強い家について調べていると「耐震等級」という言葉を目にすることも多いでしょう。
耐震等級とは、地震に対する建物の耐久性能を示す指標のひとつで「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」で定められています。
耐震等級は「耐震等級1」「耐震等級2」「耐震等級3」の3段階にわかれており、数字が大きくなるほど耐震性能が高いことを示しています。
耐震等級1
耐震等級1は、震度6〜震度7に相当する100年に1度程度の地震でも倒壊・崩壊しない耐震性能、かつ震度5程度の数十年に1度程度の地震においては、住宅が損傷しない耐震性能を示す指標です。
震度6〜震度7に相当する地震でも「倒壊・崩壊しない」と示されていますが、倒壊・崩壊はしないものの、建物が一定の損傷を受ける可能性がある点に注意が必要です。
耐震等級2
耐震等級2は、耐震等級1の1.25倍の強度を示しています。
災害時に避難場所として指定される学校や病院などの建物には、耐震等級2以上の強度が必要です。
耐震等級3
耐震等級3は、耐震等級1の1.5倍の強度を示しており、国が定める最高基準値です。
災害時の拠点となる消防署や警察署などの建物には、耐震等級3以上の強度が必要です。
上記の耐震等級1~3の定義を参考に、地震に強い家を建てる際は耐震等級3相当、またはそれ以上の耐震性能を実現するのがおすすめです。
地震に強い基礎は、ベタ基礎
基礎工事は家づくりの土台となる重要な工程で、耐震性能にも大きくかかわります。
一般的な家づくりで採用される基礎工事には「布基礎」と「ベタ基礎」があげられますが、耐震性がより高いのは「ベタ基礎」です。
ベタ基礎とは家の土台部分を全て鉄筋コンクリートで覆う基礎工事のことで、家全体を面で支えるため、地震の振動が伝わりにくいという特徴があります。
それに対して布基礎は、ベタ基礎よりもコストは抑えられるものの、点と線で家を支えるような構造になるため、耐震性能はベタ基礎よりも低くなります。
地震に強い家を建てるには、地盤も重要
そもそも地震に強い家を建てるためには、家を建てる地盤の状態が重要になります。
もともと地盤が固く地震に強い土地であれば問題ありませんが、地盤がゆるく地震に弱い土地に家を建てる場合は、基礎工事で地盤を強化する必要があります。
そのため地震に強い家を建てるためには、必ず事前に適切な地盤調査を行い、必要に応じて地盤を改良しなければなりません。
地盤調査や地盤改良にはまとまった費用が必要になるため、これから土地を選ぶ人は地盤の固さなどにも注目しましょう。
地震への備え「耐震」「制震」「免震」それぞれの違いとは?
地震に強い家づくりでは「耐震」「制震」「免震」の3つが重要なポイントとなりますが、それぞれの違いについて理解できている人は意外と少ないものです。
どれも地震に対する対策方法になりますが、揺れに対するアプローチが異なるため、家を建てる場所や間取り、建物の種類などにあわせて、適切な構造を検討しましょう。
ここからは耐震構造と制震構造、免震構造の特徴と違いについて解説します。
耐震構造とは?
耐震構造とは柱や梁といった構造躯体を強固なものにすることで、地震に耐えられる強度を実現する方法です。
建物そのものの強度は高くなりますが、地震のエネルギーが建物にダイレクトに伝わるため、強い揺れを感じやすく、室内の家具の転倒などを引き起こす可能性があります。
耐震構造は家づくりの基本ですが、より地震に強い家づくりを目指すなら、耐震構造に加えて、地震の揺れを制御・吸収する制震構造を組み合わせるのが良いでしょう。
制震構造とは?
制震構造とは、建物内にダンパーと呼ばれる振動を軽減する制震部材を設置する方法です。
地震のエネルギーをダンパーが吸収するため、耐震構造のみの建物に比べて同じ震度でも揺れを軽減することができます。
免震構造とは?
免震構造とは、建物と地盤の間にダンパーや積層ゴムといった免震部材を設置する方法です。
地盤に接触している免震部材が地震のエネルギーを吸収するため、地面と建物を絶縁し、地震の揺れを最も抑えることができます。
建物内部の揺れを軽減できるため、家具の転倒などによる2次災害も防ぎます。
ただし免震構造は、耐震構造や制震構造に比べてコストが割高になることが多く、大型のマンションなどに採用されるのが一般的です。
地震に強い家を建てた人の実際の感想
ここからは地震に強い家を建てた人の感想や口コミを紹介しますので、ぜひあなたの家づくりの参考にしてください。
地震に強い家を建てた人の実際の感想①
とにかく地震に強い家を建てたいと思っていました。
また柱や壁で空間を遮らない広々としたリビングも実現したいと考えており、耐震性能と間取りの自由度を両立できる木造ラーメン工法を得意とするハウスメーカーに依頼。
その結果、リビング階段と大きな窓のある広々としたリビングが印象的なマイホームに仕上がりました。
地震への強さとともに、かっこよく、生活感のない部屋にしたいと思っていたので満足しています。
地震に強い家を建てた人の実際の感想②
長く住めるマイホームを探しており、地震に強いテクノストラクチャー工法のハウスメーカーを見つけて、モデルハウスを見学したことがきっかけです。
子供達がのびのびと過ごせて、ストレスなく過ごせる住まいに仕上がりました!
今は何が起こるかわからない時代なので、間取りや立地だけでなく、 構造に耐震性があるのかもしっかり調べておいたほうがいいと思います。
まとめ
地震に強い家を建てるためには、耐震性の高い家の形や工法、耐震等級の意味などを正しく理解しておくことが重要です。
また住まいの地震対策には耐震構造のほかにも、制震構造、免震構造などがあり、それぞれに特徴が異なります。
自然災害はいつ起こるかわかりません。
住まいの安全を確保することは、ご自身と大切な家族を守るために大切な対策のひとつ。
マイホームを建てる際は、立地や間取り、デザインなどに加えて、地震対策を検討することをおすすめします。
地震に強い家を建てたい人は、ぜひ耐震性能の高い住宅づくりを得意とするハウスメーカーや工務店のカタログなどを参考に、住まいの地震対策についてしっかりチェックしましょう。
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