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木造住宅とは?耐用年数や構造、メリット・デメリットについて解説!

公開日:2022/05/10 更新日:2023/06/02


木造住宅とは、木材を用いた住まいのことで、日本では古くから親しまれてきた建築構造です。
木造住宅には、鉄骨造や鉄筋コンクリート造にはないさまざまなメリットがあります。

しかし「木造は耐久性が心配」「火災に弱いって本当?」といった不安や疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、木造住宅の特徴や構造、メリットについて詳しく解説します。
木造住宅を建てる前に知っておくべきデメリットについても紹介しているので、ぜひマイホームづくりの参考にしてください。

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木造住宅とは?

木造住宅とは、その名前のとおり「木材」を建材として使用している住宅のことです。
木材は身近な素材であり、日本の伝統的な建物にも木材が多く使用されています。

日本で建てられた家のほとんどは木造住宅

平成30年住宅・土地統計調査(総務省統計局)によると、全国の一戸建て住宅の92.5%が木造住宅です。

もともと日本には、木造住宅の建材となるスギやヒノキが多く存在しており、また日本の伝統的な寺社仏閣が木造であったことからも、木造建築の技術が発展していったといわれています。

木造住宅の耐用年数は?住宅の寿命は?

木造住宅の寿命というと「22年」という数字を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか?

木造住宅の法定耐用年数は「22年」と定められていますが、木造住宅の寿命が「22年」というわけではありません。
法定耐用年数とは、建物の減価償却の計算に使用される数字であり、建物の寿命そのものを示す数字ではないのです。

では実際の木造住宅の寿命はどれくらいなのでしょうか?
国土交通省の発表によると、木造住宅の「期待耐用年数」は以下のとおりです。

  • フラット35基準程度の木造住宅:50~60年
  • 劣化対策等級3の木造住宅:75~90年
  • 長期優良住宅認定の木造住宅:100年超

※参考:国土交通省「期待耐用年数の導出及び内外装・設備の更新による価値向上について」

期待耐用年数とは、通常の管理状態で住宅として使用が可能な範囲を表したものです。
木造住宅の種類によって期待耐用年数は異なりますが、法定耐用年数の22年を大きく上回る数字になっています。

つまり木造住宅は、適切な管理ができていれば50年以上、住宅の種類によっては100年前後でも住めるのです。

木造住宅の構造は2種類

ひとことに木造住宅といっても、住宅の構造によって「木造軸組工法」「木造壁式工法(ツーバイフォー工法)」の2種類に分けられます。
ここからは、構造別に見た木造住宅の種類について解説します。

木造軸組工法

木造軸組工法とは、古くから日本の木造住宅に採用されている工法で「在来工法」「伝統工法」とも呼ばれています。
木造軸組工法では、住宅の土台の上の柱・梁・筋交いを組み合わせた「骨組み」をつくって建物を支えています。

木造軸組工法は、骨組みの設計に合わせて、自由度の高い間取りが実現できます。
また大きな窓を設置するなど、開口部を広くとれることも木造軸組工法の特徴です。

ただし、木造軸組工法による住宅建築は、現場の職人の練度に左右されることもあり、また木造壁式工法に比べると工期が長くなりやすい点に注意しましょう。

木造壁式工法(ツーバイフォー工法)

木造壁式工法(ツーバイフォー工法)とは「床・天井・前後左右の壁」の6つの面で建物を支える構造です。
六面体のような強固な形状のため、耐震性や耐久性の高さが特徴です。

また建物を支える面は、2×4材で組まれた枠組みに構造用面材を接合した六面体構造(床版・壁版)になっており、内部には断熱材が充填されています。
枠組みに使用する木材が、規格品の2×4材であることから「ツーバイフォー工法」とも呼ばれています。

木造壁式工法は、床版や壁版を工場で加工し、現場では組み立て作業を行う流れのため作業効率が高く、木造軸組工法に比べると工期が短いことがメリットです。
また規格化された建材を使用するため、品質が安定しています。

ただし木造壁式工法は、壁で建物を支えているため、壁を取り除いた間取りや大きな窓の設置が難しいなど、間取りに制限がある点に注意しましょう。

木造住宅のメリットとは

メリット
日本の住宅に多く採用されている木造住宅ですが、私たちの暮らしを快適に支えてくれるさまざまなメリットがあります。
ここからは木造住宅の5つのメリットを、詳しく解説します。

建築費用を抑えることができる

木造住宅は、材料となる木材の価格が鉄骨やコンクリートに比べて安く、工期も短い傾向にあります。
また鉄骨造や鉄筋コンクリート造の住宅は、建物自体が重いため、地盤の改良工事が必要なケースも多く、工事費用がプラスされます。

実際に国税庁の発表を見てみると、1m2当たりの工事費用は木造が最も安くなっています。

木造 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造 鉄骨造
17.2万 26.8万 26.0万 25.0万

参考:国税庁「地域別・構造別の工事費用表(1m2当たり)【令和3年分用】」

リラックス効果がある

木造住宅の魅力は、自然素材である木の風合いを感じられることにもあります。
木の香りは、心を落ち着かせる効果が期待でき、リラックスして過ごせる住まいを実現できるでしょう。

また無垢な木材のやさしい肌あたりも心地よく、床に無垢材を使用すれば、素足でのびのびと過ごせる穏やかな空間作りも可能です。

調湿性や通気性が高い

天然の木材は、湿気が多い日には吸湿し、乾燥した日には湿気を放出する「調湿機能」があります。
そのため、適度な湿度を保ちやすく、結露やカビの抑制にもつながります。

また鉄骨造や鉄筋コンクリート造の住宅に比べて、木造住宅は通気性が高いことも特徴のひとつです。
特に開口部を大きく設置できる木造軸組工法の家は、換気機能も高く、暑い夏でも快適に過ごせます。

断熱性が高い

木材は鉄筋やコンクリートに比べて、熱を伝えにくい素材です。
そのため外気の影響を受けにくく、室内の温度を保つ高い断熱性を発揮します。

特に木造住宅の中でも、面で建物を支える木造壁式工法は、床版や壁版の内部に断熱材が充填されており、さらに構造用面材や石こうボードによる多重構造を形成しているため、高い断熱性を実現します。

デザインの自由度が高い

木造住宅の中でも、柱や梁といった「骨組み」で建物を支えている木造軸組工法の住宅は、デザインや設計の自由度が高いこともメリットです。
強度を保つ柱や梁、土台となる基礎がしっかりしていれば、広々とした空間を設計できたり、デザイン性の高い大きな窓を設置できたりします。

また木造軸組工法の住宅は、柱や梁の位置を変えなければ、リフォーム時に壁を取り壊して、間取りを変更することも可能です。
将来的にライフスタイルが変わる可能性がある方には、木造軸組工法がおすすめです。

ただし木造壁式工法は、壁で建物を支えているため、間取りや設計に制限が生まれます。
またリフォームの際も取り壊せない壁が出てくる点に注意しましょう。

木造住宅のデメリットとよくある疑問(誤解)を紹介

デメリット
コストを抑えて、快適な住まいを実現してくれる木造住宅ですが、マイホームを検討する際は、木造住宅のデメリットについても確認しておきましょう。

ここからは、木造住宅の4つのデメリットを解説するとともに、木造住宅の疑問についても回答します。

RC住宅や鉄骨造と比べると耐久性が低い

木造住宅の構造を支えている木材は、鉄筋やコンクリートに比べると強度や耐久性が低い素材です。
そのため木造住宅は、一般的に鉄骨造や鉄筋コンクリート造(RC造)の住宅よりも耐久性や耐震性が低い傾向にあります。

ただし、構造躯体が劣化する前に適切なメンテナンスを行うことで、木造住宅の耐久性を高めることできます。
また地震などの災害対策として、木造住宅の中でも耐震性の高い木造壁式工法を選ぶのもひとつの方法です。

職人の腕で品質が左右される

日本の伝統的な建築方法でもある木造軸組工法は、柱や梁といった骨組みを現場で組み立てます。
また設計によっては、木材の加工から現場で行うケースも少なくありません。
そのため職人の技術力によって、仕上がりや品質にばらつきが生じるケースもあります。

ただし木造壁式工法は、床版や壁版を工場で加工し、現場では組み立てる作業が中心となるため、品質が安定していることが特徴です。

シロアリなどの害虫対策が必要

木造住宅は、シロアリの被害にあう可能性があります。
そのため新築時には防蟻処理を行いますが、防蟻処理の効果は経年で低下するため、定期的なメンテナンスが必要です。

木造住宅でシロアリ被害を防ぐためには、5年を目安に定期点検を行い、必要に応じて再処理を行うのがおすすめです。
定期点検や再処理には費用がかかることもあるので、あらかじめコストを見積もっておきましょう。

建築中の降雨対策が必要?

「木造住宅は、建築時の雨に弱い」という話を聞いたことがあるかもしれません。

木造軸組工法の場合、柱や梁を組み立て始めてから、その日のうちに屋根まで組みあがることが一般的です。
しかし木造壁式工法の場合、床や壁、天井を1階から2階へと組み上げていくため、屋根が設置されるまでに数日~1週間程度を要します。

そのため木造壁式工法では、屋根が設置される前に雨が降ると「木材が雨で傷んでしまうのではないか」と心配する人も多いでしょう。
しかし木造壁式工法で使用される木材は、日本農林規格に基づいた乾燥木材で、耐水性が高いため、雨で濡れても大きな影響はありません。

ただし木材のつなぎ目には水が浸入しやすいため、防水テープなどで処理をしておくケースもあります。

木造住宅は火災に弱い?

鉄筋やコンクリートといった燃えにくい素材に比べて、木造住宅で使用される木材が燃えやすいことは事実です。
しかし木材は、一定の厚み以上になると燃えにくくなるという性質があります。
木造住宅の構造部分に使用されている木材は、ある程度厚みがあるため、火が燃え移っても表面が炭化して、燃え広がるのを防いでくれるのです。

また木造住宅の中でも、木造壁式工法は耐火性が高く、壁や天井に貼られた石こうボード内の結晶水が、火災による温度上昇を抑えてくれます。

そのため、一概に「木造住宅は火災に弱い」と考えるのは誤解であり、火災に強い木造住宅を建てることも可能です。

木造住宅の解体費用はいくら?

木造住宅は、適切な管理ができていれば50年以上は住めます。
しかし時とともに家族のライフスタイルが変化して、建て替えを検討する可能性もあるでしょう。

木造住宅は、木材が構造躯体となっているため、鉄骨造や鉄筋コンクリート造に比べると解体しやすいことも特徴のひとつです。
構造別に見た1坪あたりの解体費用の目安は、下記のとおりです。

  • 木造:3万~5万円
  • 鉄骨造:4万~6万円
  • 鉄筋コンクリート造:6万~8万円

30坪の木造住宅の場合、解体費用の目安は90万~150万円前後になります。

木造住宅の価格や坪単価

木造住宅の一般的な価格を、坪単価から見ていきましょう。
ここでは、木造住宅や鉄骨造、RC造の坪単価について、全国と鹿児島県での目安価格を紹介します。

全国(坪単価) 鹿児島県(坪単価)
木造 56.9万円 55.0万円
鉄骨造 76.0万円 63.1万円
RC造 92.4万円 95.5万円

※参考:建築着工統計調査 2020年度

木造住宅の坪単価(全国平均)は、56.9万円。鹿児島は、55万円となっています。
鉄骨造の坪単価76.0万円、RC造の坪単価92.4万円に比べて坪単価が安い傾向にあります。

木造住宅を実際に建てた人の感想

感想
ここからは実際に木造住宅でマイホームを建てた人の感想を紹介します。
木造住宅のメリットや魅力が感じられる感想なので、ぜひ家づくりの参考にしてください。

木造住宅を実際に建てた人の感想①「ヒノキの香りが心地よい」

木を使った家の雰囲気が好みで、木造住宅を選びました。
ヒノキの香りがしてとても心地よいですね。
気密性や断熱性も高く、エアコンを少し入れるだけでとても快適に過ごせます。

木材による造作家具をたくさん取り入れたため、家具と家の調和がとれてよかったです。

木造住宅を実際に建てた人の感想②「家族全員がくつろげる雰囲気」

住み始めて半年たっても、玄関を入ると木の香りがします。
落ち着きのある外観や、木の香りが感じられる室内は、家族全員がゆっくりとくつろげる雰囲気で、理想の家が完成したと思います。

スギ材を床に使用したリビングは、雨の日でも足元がサラサラです。

まとめ

木の香りや手触りが心地よく、リラックスした空間作りができる木造住宅は、日本の住宅の9割以上を占めています。
木造住宅には、コストを抑えられる、高い調湿性・通気性で快適な住まいづくりができるなどのメリットがあります。

木造住宅には、木造軸組工法と木造壁式工法の2種類があり、それぞれに特徴が異なります。
2つの工法の特徴を理解して、暮らしに合わせた木造住宅を選ぶことが大切です。
また木造住宅でマイホームを建てる際は、木造住宅の耐久性や害虫対策といった注意点も考慮しましょう。

マイホームの建築をお考えの方は、まずはハウスメーカーや工務店のカタログを取り寄せて、各社の特徴をチェックしてみるのはいかがでしょうか。

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カゴスマ 編集部

2014年8月から鹿児島の注文住宅・家づくり専門のホームページ「カゴスマ」を運営。延べ96万人以上に訪問いただき、約3,000組の鹿児島で家を建てたい人に、地元の工務店・ハウスメーカーをご案内。鹿児島で新築マイホームを夢みる人と鹿児島の家づくりのプロをつなげるために日々更新中です。

ホームページ:https://kagosma.jp/

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