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【2024年版】省エネ住宅(エコ住宅)について解説!最新の補助金や基準について紹介

公開日:2022/02/17 更新日:2024/06/27

環境にやさしく快適な暮らしを実現してくれる省エネ住宅(エコ住宅)に注目が集まっています。
省エネ住宅とは、日常生活におけるエネルギー消費を抑えるように設計された住宅のことです。

エネルギー消費を抑えられることに加えて、省エネ住宅には、出費や暮らしやすさの面でもさまざまなメリットがあります。

この記事では省エネ住宅の事例を紹介するとともに、省エネ住宅の種類や基準、2024年に受けられる補助金制度について解説します。
省エネ住宅のメリット・デメリットもわかりやすくまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。

省エネ住宅を建てるためにまずは資料請求をして、工務店やハウスメーカーの特徴や価格を知っておきましょう。
この省エネ住宅の性能や要望を満たした家を建てられるのかの判断するための目安がたてられ、特徴を比較することができますのでおすすめです。


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鹿児島の省エネ住宅を取り組んでいるハウスメーカー工務店

鹿児島の省エネ住宅を取り組んでいるハウスメーカーや工務店をご紹介します。

それぞれの住宅に省エネのための独自のこだわりが盛り込まれているので、ぜひあなたの暮らしに合う省エネ住宅探しの参考にしてください。

ヤマサハウス


ヤマサハウスさんの省エネ住宅「LCCM HOUSE」は、家を建てるときから暮らしている間まで、長期にわたるCO2排出量を削減する環境にやさしい住宅です。

さらに環境に配慮しているだけではなく、太陽光発電の設置と高い断熱性能によって、冷暖房費を大幅に節約できます。
また気温が低い季節でも、暖房のない部屋やトイレの冷え込みを防ぎ、ヒートショックリスクを軽減して安心して暮らせる住まいを実現します。

ヤマサハウスについて詳しく知る

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国分ハウジング


国分ハウジングさんが実際に建てた注文住宅、空間づくりにこだわったロフトのある家。

リビングに続く4.5帖の和室上を約6帖のロフトスペースにすることでおしゃれな空間に。

このロフトスペースは、書斎スペースやちょっとした趣味の部屋として使用できます。

リビングの勾配天井で、空間はとても広く明るい雰囲気が魅力的です。

家族が快適に過ごせる工夫が盛りだくさんの素敵なお家になりました。

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フルコミホーム

フルコミホーム 霧島市福島モデルハウス「吹き抜けの天井と大容量収納スペースで開放的な広々空間が 快適なナチュラルモダンのお家」(霧島市)
フルコミホームは、高性能エアコンなどの住宅設備や、30年保証の外壁、高断熱、耐震性などすべてをコミコミで価格表示。

設備・性能・保証などフル装備で追加費用一切なしのわかりやすい価格プランとなっています。

オプション費用や諸経費などすべてコミコミの見積もり価格となっていますので資金計画が立てやすいことが魅力です。

引っ越ししたその日から、すぐに暮らしをスタートできるように、明瞭な価格と快適な暮らしを提供します。

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SELECTINO

SELECTINO (セレクティーノ)

ELECTINO (セレクティーノ) は、ヤマサハウスの標準仕様はそのままに、将来にわたって無理なくコスパに優れたマイホームの夢を叶えます。

コストは抑えても、安心な性能はそのままに、サイズもデザインも選べる。それが SELECTINO です。

66パターンのサイズや間取り、5スタイルの内観、5スタイルの外観を組み合わせてオリジナルの家を作ります。

用意されているプランからシミュレーションし、好みにあわせてこだわりの空間をプラスしたり間取りを実現します。

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MOOK HOUSE

MOOKHOUSE
MOOK HOUSEの住まいは、耐震性が高い「スケルトンインフィル構造」を採用した家づくりを行っています。

構造躯体の「スケルトン」と、部屋を仕切る間仕切りや内装「インフィル」がそれぞれ独立した作りになっているので、万が一の地震の際にも安心です。

また、将来的にリフォームがしやすいメリットもありますので、将来的にリフォームを考えている方にもおすすめです。

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クラシックホーム

クラシックホーム
木造軸組工法の良いところとツーバイフォー工法の良いところを組み合わせたハイブリッド工法で、それぞれの工法よりさらに強度の高い住宅を実現します。

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BinO 鹿児島

屋上のある家「EARTH PARK」(BinO 鹿児島)
BinO 鹿児島さんの屋上のある家は「宙を感じる家」をテーマにしており、ペントハウスのような屋上ガーデンを楽しめます。すっきりとした片流れ屋根もスタイリッシュで、デザイン性の高さも魅力です。

屋上空間は、アウトドアリビングのように活用することもでき、バーベキューを楽しむのもおすすめです。屋上の設計はプライバシーにも配慮されているため、屋外の空気を感じながらも、外からの視線を気にせずのびのび過ごせます。

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NEOデザインホーム

外観 白×黒のビンテージが似合う外観と家事ラク動線の平屋 - NEOデザインホーム - 建築事例
プランニングの自由度が高い木造軸組工法と、壁や床をパネルや合板で固め、優れた耐震性能を持つモノコック構造を併せたハイブリッド構造を提供する家づくりをしています。

さらにNEOデザインホームさんの地震対策で耐震だけでなく、「制震」という最新技術を標準仕様にする取り組みも行なっています。

NEOデザインホームについて詳しく知る

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感動

感動 姶良イオン店前モデルハウス「永く暮らすことに適したリラックスできる家」(姶良市)
感動の住まいは、鹿児島で家族みんなが健康で快適に住まうために「感動」の家づくり。

自然素材「高知県産四万十ヒノキ」「土佐漆喰」「土佐和紙」を使用し、ぬくもりのある空間をつくります。

高知県産のヒノキ材は、清水寺や大阪城、厳島神社といった歴史的建造物にも使用されている質の高い木材です。
ヒノキ材の自然な香りや、心地よい足ざわりに加えて、無垢材ならではの調湿性と断熱性が、快適な住まいを実現します。

さらに、構造的な強度をプラスアルファの技術で向上させた耐震性能と耐久性、健康に配慮した素材がもたらす心地よい暮らしの末永い持続をコンセプトにした家づくりを提供しています。

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センチュリーハウス

中山バイパスモデルハウス「カジュアルなインテリアが映えるおしゃれな2階建の家」(鹿児島市中山)_センチュリーハウス

 

センチュリーハウスさんは、1,000万円からの家づくりを鹿児島で手がける住宅会社です。

人気の平屋をはじめ、シンプルなデザインが特徴の「ZERO-CUBE」や「選べる1,000万の家 Leone(レオーネ)」で実現する、私たちにちょうどいい家が好評。

少数精鋭ながら有資格者が多数在籍し、プロとしての知識・経験とチーム力を大切にお客様の想いをカタチにしています。

センチュリーハウスについて詳しく知る

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谷川建設

谷川建設さんの地震に強い家では、2階の床面構造に、無垢材を碁盤の目のような格子状に組んだオリジナル構法「格子組剛床構法」を採用しています。
格子組剛床構法は国が定める最高基準値「耐震等級3」を超える性能があり、さらに耐風性能も高いことが特徴です。
基礎コンクリートの高さや立ち上がり幅を拡大し、補強筋に強化を施した耐久性の高いベタ基礎を標準仕様としており、安定した地盤と基礎で安心して暮らせる住まいを実現します。

また木造在来軸組工法では太断面の檜筋かいを側面に入れて、一般的な筋かいに比べ強度、耐久性ともに大幅に向上させています。

以上が省エネ住宅を建てるのに人気のオススメ工務店・ハウスメーカーです。

省エネ住宅を建てるためにまずは資料請求をして、工務店やハウスメーカーの特徴を知っておきましょう。
この省エネ住宅の性能や要望を満たした家を建てられるのかの判断するための目安がたてられ、特徴を比較することができますのでおすすめです。

省エネ住宅とは

省エネ住宅とは、冷暖房機器によるエネルギーの消費を抑えるための設計が施された住宅のことを指します。
経済産業省 資源エネルギー庁のHPによると、日本の家庭におけるエネルギー消費の約30%を占めているのが、冷暖房機器によるエネルギーです。

省エネ住宅は、住まいの断熱性能・機密性能・日射遮蔽という3つの要素に配慮し、室内の快適な温度を保ち冷暖房機器の使用を抑えます。
またエネルギー消費を抑えるだけではなく、太陽光発電の設置により、自らエネルギーを作り出すことも省エネ住宅の特徴です。

省エネ住宅の種類と基準(条件)を解説

冷暖房機器によるエネルギー消費を抑える省エネ住宅ですが、省エネ住宅かどうかを判断する基準として国が定める「省エネ基準」にあります。
省エネ基準は、1980年に制定された「エネルギーの使用の合理化に関する法律」の中で設定されており、改正のたびにその基準は強化されています。

省エネ住宅には、複数の種類があり、それぞれで基準や条件が異なります。
ここでは代表的な3つの省エネ住宅「ZEH」「スマートハウス」「LCCM住宅」の特徴や条件について解説します。

ZEHとはどんな省エネ住宅なのか解説

ZEHとは「ゼッチ」や「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」と呼ばれる省エネ住宅です。
高い断熱性能を軸に、効率的な設備の導入によって快適な室内環境の維持と消費エネルギーの削減を実現し、かつ太陽光発電などでエネルギーを作り出し、住宅の一次エネルギーの年間消費を正味で概ねゼロにする住まいのことです。

つまり「断熱」+「省エネ」+「創エネ」を組み合わせることで、エネルギー収支を概ねゼロにします。

ZEHは省エネという側面以外にも、さまざまなメリットがあります。

まずは高い断熱性と効率的な設備の導入によって、冷暖房機器の使用を中心とした光熱費の出費を抑えられるという経済的なメリットがあげられます。
さらにZEHは室内の温度や湿度を快適な状態に保つことができ、心地よい暮らしを実現します。
また太陽光発電によって作られた電気を売電して収入を得られる他、太陽光発電と蓄電池の活用により、災害時などの停電の際も安心・安全な住まいを確保できるでしょう。

スマートハウスとはどんな省エネ住宅なのか解説

省エネ住宅としてのスマートハウスは「IT技術を活用し、住宅の電気設備の管理を行い、消費エネルギーをコントロールできる住宅」を指します。
スマートハウスにおける電気設備には「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」の3つのカテゴリーがあり、これらを管理しているシステムがHEMS(home energy management system)です。

  • 省エネ:高効率給湯器、LED照明、省エネ家電など
  • 創エネ:太陽光発電システムなど
  • 蓄エネ:家庭用蓄電池など

HEMSは、これらの電気設備の稼働状況を効率的に制御し、家庭における消費電力を抑えます。
ZEHと同様に、エネルギー消費を抑えるだけではなく、エネルギーを生み出せる住まいであるため、災害時に電気が使えることもメリットです。

HEMSによって自動的にエネルギー消費を制御できるので、こまめな節電を意識しなくても、環境にやさしい暮らしを実現できます。

LCCM住宅とはどんな省エネ住宅なのか解説

LCCM住宅とは「ライフサイクルカーボンマイナス住宅」を意味する言葉で、住宅のライフサイクル全般におけるCO2の排出量を削減することを目的とした住宅です。

住宅のライフサイクル全般とは、建物を建てた人が居住し、そして取り壊すまでの「住まいの一生」を指します。
LCCM住宅では、CO2の排出量が少ない建築材料を選ぶことから始まり、建築段階の廃棄物を削減することでもCO2の排出量を抑えます。

加えて、居住中はZEHやスマートハウスのように高い断熱性能と効率的な設備導入による「省エネ」「創エネ」の観点からCO2の排出量を削減します。
そして取り壊しの際も、廃棄物を抑制できる材料の採用やリサイクルによって、CO2の排出を抑えます。

LCCM住宅は、居住中のエネルギーの年間消費を正味で概ねゼロにするZEHの基準を満たしたうえで、さらに居住前後の建築時と解体時のCO2排出量も削減することを目指した低炭素住宅の先導的モデルと言えます。

省エネ住宅に関する補助金・優遇情報


地球規模の気候変動といった世界的な環境問題への取り組みのひとつとして、省エネ住宅の普及促進は国をあげての課題となっています。
そのため省エネ住宅を取得する際には「こどもエコすまい支援事業」による国の補助金制度が活用できます。

子育てエコホーム支援事業【補助金額100万円】

子育てエコホーム支援事業は、子育て世帯や若者夫婦世帯(※)を対象に、高い省エネ性能を有する「ZEH」などの新築住宅の取得を促進することを目的としており、条件に該当する場合一定の補助金が支給されます。子育てエコホーム支援事業は、こどもエコすまい支援事業の後継事業です。

※子育て世帯:18歳未満の子を有する世帯、若者夫婦世帯:夫婦のいずれかが39歳以下の世帯

対象となる人や住宅。

新築・新築分譲住宅の購入・リフォームする物件。

子育て世帯または若者夫婦世帯が対象です。

子育て世帯とは、18歳未満の子を有する世帯。
若者夫婦世帯とは、夫婦のいずれかが39歳以下の世帯となっています。

補助金額の目安

対象となる住宅と補助額は以下のとおりです。

対象住宅※ 補助金額
①長期優良住宅 100万円/戸
②ZEH、ZEH-M、ZEH Oriented、ZEH-M Oriented、ZEH Ready、ZEH-M Ready、Nearly ZEH、Nearly ZEH-M」
(強化外皮基準かつ再エネを除く一次エネルギー消費量マイナス20%に適合するもの)
80万円/戸
③リフォームする住宅 5万円〜60万円/戸

※対象となる住宅の延べ面積は、50㎡以上とする。
※土砂災害特別警戒区域における住宅は原則除外とする。
※都市再生特別措置法(平成 14 年法律第 22 号)第 88 条第5項の規定により、当該住宅に係る届出をした者が同条第3項の規定による勧告に従わなかった旨の公表がされていないものは除外とする。

令和5年11月2日以降~予算上限に達するまでに、新築は基礎工事より後の工程の工事に、リフォームはリフォーム工事に着手したものが補助金の対象となります。

つまり、令和5年11月2日より前に契約をしていても工事が令和5年11月2日以降であれば補助金の対象となります。長期優良住宅またはZEHの取得は必要。

(参考:国土交通省 子育てエコホーム支援事業について

省エネ住宅のメリット

省エネ住宅には、環境や暮らしにうれしいさまざまなメリットがあります。

省エネ住宅は環境にやさしい

ご紹介している通り、省エネ住宅はエネルギー消費を抑えることで、CO2排出量の削減につながる環境にやさしい住宅です。

気象庁のHPによると、日本の年間平均気温は100年あたり1.28℃の割合で上昇しており、特に1990年代以降、高温となる年が多くなっています。
これはCO2などの温暖化ガスによるものと考えられており、世界的な気候の変動は自然災害や食糧生産にも影響を及ぼしています。

省エネ住宅を選ぶことは、地球環境を守り、次世代へと暮らしをつなげていく一歩になるでしょう。

室内の寒暖差が少ない

省エネ住宅は、高い断熱性能を有しており、さらに効率的な設備で室内の温度を快適に保ちます。
そのため夏場は涼しく、冬は暖かい暮らしを実現でき、冷暖房機器のない部屋の冷え込みや高温化も防ぎます。

とくに冬場に多いヒートショック現象(室内の寒暖差により血圧が乱高下したり脈拍が変動したりする現象)は、健康に害を与える可能性も少なくありません。室内の寒暖差が少ない省エネ住宅は、健康面でもメリットがあるといえるでしょう。

遮音性が高いため、騒音が気にならない

省エネ住宅の特徴でもある高気密・高断熱性能は、遮音性の高さにもつながります。

断熱材には室内の音が外に漏れることを防ぐ防音効果もあります。
加えて、気密性を高めるサッシや窓ガラスの採用により、開口部の隙間がなくなり、音漏れも少なくなるのです。
室内の音漏れが少なくなるだけではなく、室外の騒音も室内に響かなくなるため、落ち着いた快適な暮らしができるでしょう。

毎月の光熱費を節約でき、売電収入を得ることもできる

省エネ住宅は高い断熱性能によって、必要以上の冷暖房機器の使用を抑えられるので、月々の光熱費の節約にもつながります。
太陽光発電を設置している場合は、創エネによって光熱費を抑え、さらに売電によって収入を得ることもできます。

とくにMEMSを導入しているスマートハウスでは、システムによる自動制御で節電が叶うため、節約のために家族が過度に節電を意識する必要もなくなります。

補助金制度が活用できる

省エネ住宅の取得に際しては「こどもみらい支援事業」による補助金制度が活用できます。
また各自治体で、独自の補助金制度を実施しているケースもあります。
省エネ住宅の取得を検討する際は、各自治体のHPもチェックしてみましょう。

建物が劣化しにくくメンテナンスの手間が減る

断熱性能と機密性能が高い省エネ住宅は、室内での結露の発生が少ないことも特徴です。
室内の結露を放置していると、建物の劣化につながります。省エネ住宅では結露が少ないため、建物も劣化しにくくメンテナンスの手間も抑えられます。

さらに結露によるダニやカビの発生も抑えられるため、アレルギーや健康被害のリスクも低くなるでしょう。

省エネ住宅のデメリット

暮らしを快適にしてくれる省エネ住宅ですが、取得を考える際には2つのデメリットも考慮しておくことが大切です。

初期費用が高い傾向にある

省エネ住宅は、高い断熱性能・機密性能を実現し、効率的な設備を導入する必要があるため、一般的な注文住宅よりも建築費用が高くなる傾向にあります。

国土交通省の資料によると、木造戸建住宅(6地域、延床面積約120㎡)を想定した場合、新築時に省エネ基準に適合させるためには約87万円の追加費用がかかります。
ZEH基準やLCCM住宅の基準を満たすためには、さらに費用が発生します。

一見初期費用が高くなるため、デメリットのように感じますが、省エネ住宅を取得した場合、月々の光熱費を節約できます。

例えば、東京都23区内で一般的な省エネ住宅を取得した場合、これまでの住宅に比べて年間の光熱費は約61,000円削減でき、ZEH基準の省エネ住宅では年間の光熱費を約160,000円も削減可能です。(※)

一般社団法人 住宅生産団体連合会発行「快適・安心なすまい なるほど省エネ住宅」より

初期費用が高い省エネ住宅ですが、長期的なコストで見ると家計にやさしい住宅といえるでしょう。

省エネ住宅に対応している住宅会社を探す必要がある

日本の省エネ住宅の基準は、地域によって異なります。
そのため、その土地に合わせた省エネ基準を満たす設計が可能なハウスメーカーや工務店を探す必要があるのです。

また省エネ住宅取得のための補助金制度を利用する場合、住宅の設計にも細かな条件があるため、対応できない会社もあります。
省エネ住宅を建てる際は、省エネ住宅の実績が豊富なハウスメーカーや工務店に相談してみるのがおすすめです。

省エネ住宅を実際に建てた人の評判や口コミ

狭小住宅を建てよう!狭い土地でも最適な間取りを実現する注文住宅
ここからは実際に省エネ住宅を建てた人の感想をみていきましょう。

省エネ住宅を実際に建てた人の評判や口コミ①「ランニングコストが安いのはもちろん、とても暖かくて満足」

木材など自然素材を使っており、とても安らぎます。
寒い地域なので、気候に合わせて断熱仕様をあげてもらいました。
ZEH仕様の省エネ住宅で、ランニングコストが安いのはもちろん、冬でもとても暖かく満足しています。

省エネ住宅を実際に建てた人の評判や口コミ②「太陽と雨水利用の省エネ・エコハウス」

屋根にのせた太陽光発電システムでお湯を作り、家中のお湯と床暖房に利用している省エネ住宅です。
節約しながらあたたかく快適な暮らしができます。
雨水をためるタンクも設置しており、ためた水をトイレの流し水や植木の水やり、洗車に活用でき、環境へのやさしさもポイントです。

省エネ住宅を実際に建てた人の評判や口コミ③「環境にも、家計にもやさしいLCCM住宅」

高性能な高断熱高気密住宅なので、リビングに2階の天井まで高さのある吹き抜け空間を作っていますが、室内の暖かい空気が屋外にほとんど逃げません。
少ない暖房エネルギーで、冬場でも家中暖かく維持できます。
屋根には太陽光発電のソーラーパネルを設置しています。
年間で約254,000円分の発電額になっており家計にもやさしいですね。

まとめ

家庭における消費エネルギーを削減し、快適な暮らしを実現してくれる省エネ住宅について紹介しました。省エネ住宅の基本は、高い断熱性能と機密性能、効率的な設備を導入しエネルギー消費を削減することと、太陽光発電などでエネルギーを生み出すことで、暮らしにおけるエネルギーの収支をゼロにすることにあります。

省エネ住宅は環境への配慮だけではなく、私たちの暮らしを快適にしてくれるものです。建築時のコストは一般的な住宅に比べると高くなる傾向にありますが、年間の光熱費を節約できるため、長く住むマイホームを検討している人にもおすすめです。

ただし省エネ住宅にはさまざまな種類があり、地域ごとに異なる基準もあります。省エネ住宅を建てる際には、ハウスメーカーや工務店のホームページやパンフレットをチェックして、実績豊富な会社に相談するといいでしょう。

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  • 「事例写真をたくさん見てみたい」
  • 「いろいろな間取りを参考にしたい」
  • 「いくらでどんな家が建つか知りたい」

という方は、事例・間取り・価格をパンフレットでチェックしてみましょう。

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カゴスマ 編集部

2014年8月から鹿児島の注文住宅・家づくり専門のホームページ「カゴスマ」を運営。延べ96万人以上に訪問いただき、約3,000組の鹿児島で家を建てたい人に、地元の工務店・ハウスメーカーをご案内。鹿児島で新築マイホームを夢みる人と鹿児島の家づくりのプロをつなげるために日々更新中です。

ホームページ:https://kagosma.jp/

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