ハウスメーカーとは?工務店との違いや選び方について紹介
公開日:2021/10/28 更新日:2023/06/29
マイホームを建てたいと思ったときに、相談先として思いつくのはハウスメーカーや工務店ではないでしょうか?
しかし「ハウスメーカーや工務店の違いがわからない」「どのハウスメーカーに依頼をすればいいのかわからない」などの悩みを抱えている人も多いはずです。
そこでこの記事では、そもそもハウスメーカーとはどんな会社なのか、工務店との違いを含めて詳しく解説します。
さらに理想の住まいづくりを実現できるハウスメーカー選びの8つのポイントも紹介しているので、家づくりを検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
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ハウスメーカーとは?
ハウスメーカーとは、全国規模の広いエリアで住宅工事を請け負っている会社です。
拠点は全国各地にあり、各地の住宅展示場にも出展しているため、家を建てたいと思った人がまず思い浮かべるのがハウスメーカーではないでしょうか?
ハウスメーカーは注文住宅から建売住宅などさまざまな住宅工事を行っています。
また住宅工事だけではなく、土地探しから資金計画、建築後のアフターサービス、リフォーム工事なども行っており、家づくりにかかわるトータルサービスを提供する会社です。
ハウスメーカーと工務店の違いとは?
家を建てる際に、ハウスメーカーと工務店のどちらに依頼するべきか悩む人も多いでしょう。そもそもハウスメーカーと工務店には、どのような違いがあるのでしょうか?
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
施工エリアや企業規模
ハウスメーカーは全国各地に営業拠点があり、広いエリアで住宅工事を行っています。
各地の住宅展示場で実際のモデルハウスを見学できるため、建築前でも住まいのイメージを具体的に持つことができます。
企業規模も大きく、経営基盤が安定している点もメリットでしょう。
それに対して工務店は、企業規模の小さな地域密着型の会社が多く、施工エリアはハウスメーカーよりも狭いのが一般的です。
営業拠点は会社のある県内のみなど限られていますが、その分地域の情報に精通している会社も多くあります。
施工の精度
ハウスメーカーは大規模な企業力と広い施工エリアを背景に、多くの建築部材を規格化して工場で大量生産しています。
そのため部材の品質は均一に保たれており、効率的な工事が行えるため施工の精度は安定しています。
一方で工務店の場合は、建築部材の加工も現場で行うケースが多く、現場の職人や大工の力量によって精度が変わります。
工務店へ依頼する場合は、職人や大工の評判なども確認しておくといいでしょう。
プランの自由度
ハウスメーカーは効率的な住宅工事を軸にしており、フルオーダーの注文住宅以外は、決められたプランや設備から好みのものを選んで家づくりを行います。
バリエーション豊富なプランが用意されており、さまざまな家族構成やライフスタイルに合わせた家づくりが可能ですが、設備や材料に制限がある場合も少なくありません。
それに対して工務店の場合は、施主の希望に寄り添ったフルオーダーの注文住宅づくりを主に行っており、自由度の高さが特徴です。
ハウスメーカーの特徴
- 施工エリアが広い
- 希望規模が大きく経営基盤が安定している会社が多い
- 多くの建築部材を規格化し工場で加工しているため、一定の品質が保たれている
- 設備や材料に制限はあるが、さまざまなプランから好みの住まいづくりができる
鹿児島の代表的なハウスメーカーには、アイフルホーム、ユニバーサルホームなどがあります。
工務店の特徴
- 地域密着型の会社が多い
- 地元の情報に精通している
- 施工の精度は現場の大工・職人の腕に左右される
- 自由度の高いこだわりの注文住宅を得意としている
鹿児島の代表的な工務店には、七呂建設 、グッドホームかごしま、ベガハウスなどがあります。
ハウスメーカーはこんな人におすすめ!
全国的な展開を行うハウスメーカーは、各地の住宅展示場にも出展しているため、家を建てる前に実際のモデルハウスを見てイメージを具体的にしたい人おすすめです。
建築部材の品質も安定しており、充実したプランが用意されているので、建築知識が少ない人でもスムーズに家づくりを進められます。
また企業規模が大きく経営状態が安定している会社が多く、施工後のアフターサービスやリフォームなど、長きにわたって安心して任せたい人はハウスメーカーを選ぶといいでしょう。
工務店はこんな人におすすめ!
完全自由設計の注文住宅など、自分のイメージ通りの家を建てたい人には工務店がおすすめです。
間取りから外観、内装、使用する材料までこだわり抜いた、オンリーワンの住まいづくりが実現できます。
また地域密着をモットーとしている工務店は、親身に寄りそうサービスも魅力であり、困ったときにすぐに相談したい人にも適しているでしょう。
ハウスメーカーの選び方 8つのポイント
安定した品質と充実したプランが魅力のハウスメーカーですが「どのハウスメーカーに依頼するか」も家づくりでは重要なポイントです。
ここからは理想の住まいを手に入れるための、ハウスメーカー選びのポイントを紹介します。
会社として安定しているか(実績や信頼性)
会社として安定しているか確認するために、ハウスメーカーの企業情報や実績をチェックしてみましょう。
多くのハウスメーカーは、自社のホームページで受注棟数や販売棟数などの実績を公開しています。
多数の実績があるハウスメーカーは、信頼性も高く企業としても安定しているといえるでしょう。
住まいづくりは、家を建てて終わりではありません。
家が完成した後も、アフターフォローやメンテナンスなどで、ハウスメーカーとのかかわりは続きます。
そのため依頼するハウスメーカーが企業として安定しており、倒産のリスクが低いことは大切なポイントです。
家づくりのこだわりがあるか
ハウスメーカーのメリットは、建築部材を規格化し、効率的な住宅工事が行えることです。
しかし効率だけを重視するのではなく、その会社ならではの強みや、家づくりへのこだわりがあるかもチェックしたいポイントです。
ハウスメーカー選びをする際は、ホームページで企業理念や経営方針、その会社ならではの家づくりのコンセプトなどを確認してみましょう。
また担当者に直接聞いてみる方法もおすすめです。
「重厚感のある家づくりが得意」「機能性と自然素材の両立」など各社のこだわりを比較して、どのハウスメーカーが自分の建てたい家のイメージと合うかを判断しましょう。
注文住宅のデザイン力
家の外観や内装のデザインは、住まいのイメージを決定する重要ポイント。
自分の理想の住まいづくりを実現するためには、ハウスメーカーのデザイン力のリサーチは欠かせません。
まずはハウスメーカーのカタログやホームページで、過去の事例をチェックしてみましょう。
また住宅展示場やモデルハウスに足を運んで、実物を確認することも重要です。
各社にはそれぞれ得意とするデザインの傾向があります。
モダンなデザインや重厚感のあるデザイン、輸入住宅のような洋風なデザインなど、自分が実現したいイメージを明確にして、各社の傾向と比較しましょう。
実際に家を建てたお客様の声
ハウスメーカーが発信する情報だけではなく、実際に家を建てたお客様の声もチェックしてみましょう。
口コミサイトを調べる方法もありますが、希望するハウスメーカーで家を建てた人に、直接話を聞いてみるのもおすすめです。
ホームページやカタログの情報だけではわからない、実際の満足度やハウスメーカーに対する印象などがリアルにわかります。
モデルハウスや完成見学会で実際の家を確認する
住宅展示場やモデルハウス、完成見学会は、実際の家を確認できるため、各社の強みやデザイン力、設備の使い勝手などを調べる際に役立ちます。
ただし住宅展示場やモデルハウスは、各社の強みをより魅力的に見せるために、標準よりもハイスペックな仕様で展示しているケースもあります。
見学に行った際は、展示の中で標準の仕様はどこまでか、どこからがオプションなのかを確認することが大切です。
また住宅展示場で具体的な相談をしたい場合は、予約をしてから訪問するのがおすすめです。
さらに候補のハウスメーカーが決まっている場合は、カタログなどの資料を事前に取り寄せて、各社の特徴をチェックして質問事項をまとめておくのもいいでしょう。
スタッフの安心感、相談のしやすさ
家づくりはハウスメーカーの営業担当者と二人三脚で進めます。
営業担当者との相性、コミュニケーションの取りやすさは、家づくりを進めるうえで重要なポイントです。
また営業担当者の知識や提案力によっても、家づくりがスムーズに進むかどうかは左右されます。
ハウスメーカー選びをする際は、営業担当者に積極的に質問をして、レスポンスの早さや回答の正しさなどをチェックしましょう。
自分の要望に対して、できる、できないを明確に回答してくれるかも判断ポイントです。
その際「できない」という回答で終わるのではなく、代案を提案してくれるような提案力のある営業担当であれば、安心して依頼できるでしょう。
アフターサービス(アフターフォロー)の充実度、安心感
マイホームを建てたあとも、安心して長く暮らすためには、アフターサービスの充実度は外せません。
ハウスメーカーは「品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)」に基づいて、新築住宅の引渡し日から最低10年間は、契約不適合責任を負う義務があります。
引渡し日から10年間は、住宅の基本構造に欠陥があった場合(例えば雨漏りなど)、ハウスメーカーに賠償請求や修繕工事を要求することができるのです。
つまりハウスメーカーは法律によって、10年間の保証を行うことを義務付けられていますが、マイホームには10年以上暮らす人が大半です。
そこで各社は独自に長期保証制度を設けて、安心して家を建ててもらうためのアフターサービスを充実させています。
引渡しから無料で保証を行う「初期保証」が20年~30年と長期にわたるハウスメーカーもあります。
さらに条件付きで永久保証を行うハウスメーカーなどもあるので、各社のアフターサービスの内容を比較して、安心感のある会社を選びましょう。
まとめ
ハウスメーカーとは、全国規模など広いエリアで住宅工事を請け負っている会社です。
効率的な施工を目指し、建築部材などを規格化し工場で大量生産することで、均一な住宅品質を保っています。
また企業規模も大きく、経営が安定している会社が多いのも特徴です。
効率的で品質のそろった住宅工事が得意なハウスメーカーに対して、工務店は地域密着型の会社が多く、自由度の高い注文住宅づくりを得意としています。
理想の家づくりを実現できるハウスメーカーを選ぶ際は、各社の実績や強みを調べたうえで、住宅展示場やモデルハウスなどに足を運んでみるといいでしょう。
また長期保証などのアフターサービスの充実度も、ハウスメーカーを選ぶ際には重要なポイントになります。
まずは各ハウスメーカーのホームページや資料、カタログなどをチェックして、ぜひご自身のイメージに合う会社を探してみましょう。
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